茨城県保育協議会

会長あいさつ

茨城県保育協議会
会長 清水敏孝

会員各位におかれては、日頃より茨城県保育協議会の運営にご協力くださいまして有難うございます。平成29年7月6日(木)~7日(金)には水戸市の茨城県民文化センターなどを会場にして、第58回関東ブロック保育研究大会が当会の担当で開催されます。一層のご支援をお願い申し上げます。

平成27年4月から「子ども子育て支援新制度」がスタートし、当会の会員施設も公立の保育所、幼保連携型認定こども園、保育所型認定こども園、そして私立の保育所、幼保連携型認定こども園、保育所型認定こども園、小規模保育事業施設など多様化しています。経営形態も市町村立、社福立、学法立、宗法立、社団立、株式立、公設民営などがあります。しかし、それぞれの目指すところは、子どもの最善の利益を考慮して地域の乳幼児の健全な育成と子育て支援のための質の高い養護と教育を保障し、日夜研鑚努力していることであって、全施設とも一致した目標に向かっています。

子ども子育て支援新制度の理念には、「乳幼児期の重要性や特性を踏まえ、発達に応じた適切な保護者の関わりや、質の高い教育・保育の安定的な提供を通じ、子どもの健やかな発達を保障する」と謳われており、小学校との円滑な連携を目指した質の高い就学前教育の促進が重要とされています。

また、平成28年度からスタートした「新いばらき教育プラン」にも、就学前教育・家庭教育推進が掲げられており、人格形成の基礎を培うべき幼児期の教育の重要性を指摘し、幼児期から児童期にかけての連続性・一貫性ある教育の必要性を説いています。

今更ながら、保育所保育指針には「保育所は養護と教育を一体的に行うことを特性としている」と明確に示されています。保育士等が子どもの命を守り、情緒の安定を図り、乳幼児期にふさわしい経験が積み重ねられていくように援助し、様々な活動や遊びを通して新たな能力を獲得していくことを支援する施設です。

就学後の教科的なものを先取りしていくことが幼児教育であるかのような風潮が一部に見られます。また、幼稚園=教育で、保育所はただ見ているだけというような曲解が未だに一部のマスコミや教育界に蔓延し払拭されないのも事実です。しかし、私たちが担っている保育には、0歳児1歳児も含めて子どもたちが様々なことに触れたり、発見したり、遊びを通して体験し、人として成長していく教育が一体的に含まれており、就学後の教科的教育に対応する人間力を培うものです。

私たちは組織内のいろんな研修に参加し研鑚に努めています。28年度よりは新いばらき教育プランに基づいた、教育庁主催の研修会・協議会などの開催案内が出されます。それぞれが積極的に参加し、保育界が行っていることを発信し主張して頂きたいと思います。